【春日井】『コマツ建機PC200-8N1』が走行時に旋回台下より油漏れ!出張修理お願いします。
林業関連のお客様より、「木材処理施設(チップ加工)で稼働している、『コマツ建機PC200-8N1』のはら下(旋回台した)より、走行時に作動油が漏れるため、修理をお願いしたい。」と、お電話を頂きました。
雨も降っており、外見からでは油漏れが確認できなかった為、旋回台下に潜り、ホースを確認。走行モーターへ繋がる、戻りの油圧ホースからひび割れによる、油漏れを確認いたしました。
センタージョイント(スイベルジョイント)より、左右の走行モーターに繋がる油圧ホース6本が全て経年劣化でひび 割れを起こしていました。全ての走行用ホースが油漏れの高いリスクがあった為、お客様に相談。全数を交換することになりました。
キャタピラ部のフレーム内に、土が詰まっており、油圧ホースが抜けない状態だった為、まずは土を掻き出す作業から 開始しました。
その後、センタージョイント側から油圧ホースを外していきました。走行ホースを交換する際は、旋回台下に潜り込み、センタージョイント側の油圧ホースを外します。かなり作業スペースが狭くなってしまい、作業時に作動油がこぼれてしまうこともありますが、長年の経験から、スピーディーかつ現場を汚さない徹底した作業を行いました。
お客様からは、「雨の中、ご苦労様でした。明日から、安心して作業が行えます。」と安堵のお言葉を頂きました。
<修理詳細>
修理機体:コマツ建機PC200-8N1
使用部品:350k-19 KSFST:KSF90 2本 他6本
修理内容:油圧ホースの交換修理