KOMATSU

【中津川】出荷前の『コマツ建機PC128US-11』にバケットシリンダーホースの外傷を発見！修理交換お願いします。

建設機械リース会社のお客様より、「『コマツ建機PC128US-11』が出荷前点検で、バケットシリンダーホースに外傷が見つかった。口金に擦れたような傷がある為、交換して欲しい。」と出張修理のご依頼を頂きました。

バケットシリンダー側の90°の口金のパイプ部に傷を発見。すぐに油漏れに繋がる事はないが、錆の発生にも繋がる為、交換しました。

以前に使用した際、何かに接触し、傷がついた様子。この様な継ぎ手金具の症状は、傷だけに留まらず、衝撃によって、フランジの変形や、緩みに繋がるケースもある為、ホース金具の接続部を念入りに確認しました。

バケットシリンダーホースを交換し、取り付ける際には、シリンダー側の取り付け角度が重要です。角度がずれてしまうと、アームを稼働させた時に、油圧ホースがひねってしまったり、フレームに干渉したり、油圧ホースにストレスがかかってしまいます。その為、割りフランジのボルトを締め付ける際、遠目で角度などの確認を行っています。また、試運転の際には、バケットシリンダーにリリーフ圧をかけるだけではなく、アームを屈曲・伸展させ、バケットシリンダーホースの動きを確認しました。

作業時間は、30分ほどで終了しました。