新明和製のパッカー車で収集作業中のお客様より

「パッカー車のかき込み板あたりから油が吹き出した。多分、油圧ホースから油が出ていると思うので、すぐに来てくれませんか？昼までに収集作業を終わらせたいので、至急修理をお願いします。」

緊急修理のご依頼をいただきました。

現場へ急行し確認したところ、
書き込み板横のあたり一面に作動油が飛散しており、かなりの勢いで油が吹き出したことが確認できました。

インサイドシリンダーホース（かき込み板横のホース）のシリンダー側の口金付近が円方向に裂け、内部ワイヤー（補強層）が破れ、露出していることが原因でした。

修理作業では、油圧ホースを外す際、センターのバルブ部のOリングタイプ（Oリングボス）金具が固着して外れず、力を加えるとナット部がナメて（つぶれて）しまう為、ホースの保護カバーを外し、メガネレンチを使用して慎重に取り外し作業を行いました。

対の油圧ホースも一緒に点検しましたが、問題がなかった為、今回は１本のホース交換のみをさせていただきました。

点検から作業までの時間は、最短30分で完了しました。

お客様からは、「予想していたより、２時間も早く回収作業を再開することが出来ます！助かりました。有難うございます。」と喜びの声をいただき、安心して回収作業へ向かわれました。

＜修理詳細＞

修理機種：新明和製　４tパッカー車

使用部品：NWP210-9-1560L 6007:1005保護チューブ付き×２本

修理内容：インサイドシリンダーホースの交換修理

油圧ホースの修理はお任せ下さい！

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